保育士・介護士・看護師 ~お悩み解決ブログ~

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介護資格のいろいろ ~パート①~

※写真はイメージです。

 

介護の資格はたくさんありますよね。

違いがわからないという方も多いと思います。

どんな資格があって、どんな仕事内容か紹介していこうと思います!

まずは、「介護といえばコレ!」という4つの資格について紹介します。

 

目次

介護福祉士

「介護の資格」と聞いてイメージするのはまずコレではないでしょうか?

介護福祉士は「社会福祉士及び介護福祉士法」という法律で定められている

国家資格で、専門知識と技術を元に、介護を必要とする人たちの

生活を支えるのが主な仕事です。

訪問介護や老人ホーム、身体障害者施設などに勤務し、介護職員に指示を

出したり、医師や看護師と連携して介護を行うなど、現場のリーダー的な

存在として活躍することが多いです。

老人ホーム、障害者施設、訪問介護サービスなどに勤めることが

ほとんどですが、中には病院や一般企業で働く介護福祉士もいます。

 

・介護職員初任者研修

介護職員初任者研修は、介護の入門的な資格として、介護に関わる

多くの人が取得している資格です。以前は「ホームヘルパー

という資格がありましたが2013年に廃止され、代わりにホームヘルパー2級

は介護職員初任者研修に、ホームヘルパー1級は実務者研修に

それぞれ変更されました。介護・福祉関係の仕事の経験がなくても

受講でき、特別な受験資格も必要ないため、これから介護業界に

就職を考える際はまずこの資格を取得するのがオススメです。

食事や更衣、入浴介助といった基本的な介護の知識を身につけられる

資格で、130時間の研修を受講し、最後に行われる筆記試験に

合格することで取得できます。早い人では1ヶ月、平均でも約2〜4ヶ月

という短い期間で修了できるため、介護に関わる

資格の中でも受講者が多い資格です。

※写真はイメージです。

 

・介護職員実務者研修

介護職員実務者研修は、基本的な介護知識・技術を得るために取る資格です。

介護福祉士の受験資格が得られるため、介護のプロを目指す人

はこの資格の取得を目指すのがオススメです。この資格の前段階に

当たる「介護職員初任者研修」と合わせて450時間の研修を受ける

必要がありますが、多くの人は数年かけて少しずつ研修を進めていきます。

この資格を得ることで、「たんの吸引」や「経管栄養」といった

専門的な介護ができるようになるため、訪問介護

老人ホームでの需要が高まっています。

受験資格は必要ありませんが、前述の「介護職員初任者研修」を

先に受講しておけば、受講科目が一部免除になり、研修時間が短縮されます。

 

・ケアマネジャー

介護支援専門員やケアマネとも呼ばれる「ケアマネージャー」。

「ケアプラン」と呼ばれる、利用者の状況に応じた介護サービス

の計画を立てるのが主な仕事です。

作ったケアプランをチェックし、施設と利用者、家族、市町村

との調整役を務めるため、実際に介護を行うというよりは、人と話したり

デスクで作業する時間が長めです。

ケアマネージャーには、訪問介護で月に一度状態をチェックする

「居宅ケアマネ」、老人ホームで働く「施設ケアマネ」、開業してフリーランス

として活動する場合などがあり、働き方は人によってさまざまです。

取得には介護福祉士などの資格が必要で、実務経験が5年以上あること

が条件と、難易度は少し高め。しかし、体力が必要な介護職員と異なり、

デスクワークが中心で夜勤の少ないケアマネージャーは、ワークライフバランス

を重視する人には特にオススメの資格です。

 

今回は「介護資格のいろいろ①」として、介護福祉士、介護職員初任者研修、介護職員

実務者研修、ケアマネジャーの4つの資格を紹介しました!

聞いたことのある資格が多かったのではないでしょうか?

これから介護に関わる方、資格を取得してさらなるステップアップ

をしたい方はぜひ参考にしてくださいね!