保育士・介護士・看護師 ~お悩み解決ブログ~

士業の方のお役になれること書いていきます!

介護資格のいろいろ ~パート③~

※写真はイメージです。

 

介護の資格はたくさんありますよね。

今回は「介護資格のいろいろ③」として、福祉用具専門相談員

介護事務、社会福祉士、介護助手・介護補助の4つの資格について紹介していきます!

 

目次

 

福祉用具専門相談員

あまり聞き馴染みのない資格かもしれませんが、福祉用具専門相談員

いわば福祉用品のプロ。介護の現場ではとても需要がある資格です。

福祉、介護の現場において、使用する福祉用品は多岐にわたり、

それぞれ使用方法が異なります。

要介護者の状態や使用環境、その他さまざまな条件に応じて適切な

福祉用品を選定し、使用方法を説明したり、用品の見直しなどを行うのが

福祉用具専門相談員の仕事です。

場合によっては、ケアマネージャーと相談して、福祉用具の使用に関する

計画書(ケアプラン)を作成することもあります。

就職先は主に福祉用具売店レンタルショップ福祉用具メーカーなど

ですが、福祉用具専門相談員の資格を生かして介護職員として

働いている人も多いです。

約1週間程度の講習で資格を取得できるため、家族介護をする人

が資格を取得するケースも増えています。

 

・介護事務

介護に関するさまざまな事務仕事を総称して「介護事務」と言います。

医療事務の介護版と言ったところで、仕事内容は主に

介護報酬請求業務(レセプト作成)です。

介護保険制度が導入された2000年頃から需要が増え始めました。

介護事務の仕事をするためには資格は必要ありませんが、複数の運営団体が

介護事務に関する資格を設けており、取得すると

給料面や待遇面で優遇される場合が多いです。

介護事務管理士」「ケアクラーク」「介護報酬請求事務技能検定試験」

などが代表的です。

介護に関わる施設全般で募集されているため、就職先は多岐にわたります。

 

社会福祉士

社会福祉士は福祉・医療に関する国家資格で、

別名「ソーシャルワーカー」とも呼ばれています。

仕事内容は主に相談業務で、精神的・肉体的な障害を

持つ方が日常生活を送るためのサポートをします。

相談業務自体は資格を持ってない人でもできますが、「社会福祉士

という国家資格を取得しておくと、待遇や信頼度が格段に良くなります。

保険や医療だけでなく、生活保護、児童福祉、高齢者福祉、障害者福祉

といったさまざまなケースに対応する必要があり、幅広い知識が求められます。

児童相談所や高齢者施設だけでなく、役所の福祉課や医療機関

など、さまざまな場所でニーズがある資格です。

※写真はイメージです。

 

・介護助手・介護補助

介護をサポートする役割として近年需要が急増している

のが、「介護助手・介護補助」のお仕事。

介護職員の助手として、部屋の掃除、見守り、話し相手、趣味のお手伝い

といった、身体介護以外の業務を行います。

特別な資格は必要ないため、介護の仕事に関わりたい方、これから

介護職のプロを目指していきたい方は、まず介護助手・介護補助

から始めてみるのが良いでしょう。

これから高齢者の数はますます増え、介護職の人手不足はさらに

深刻になると言われており、介護助手・介護補助のお仕事

もさらに需要が増加していくと思われます。

 

介護のお仕事にはいろんな種類がありますね。

資格がなくても始められる仕事もあり、働きながら資格

を取得し、ステップアップしていく人も少なくありません。

気になる仕事があればぜひ詳しく調べてみてくださいね!