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介護の資格をとるには?

※写真はイメージです。

 

介護の資格を取るためには、学校に通ったり、実務経験を

積まなければならないものがあります。

まずは国家資格である、介護福祉士理学療法士作業療法士

言語聴覚士社会福祉士の資格の取り方をご紹介します。

 

目次

 

介護福祉士

介護のプロ・介護福祉士になるためには、大きく分けて3つの方法があります。

1つ目は学校に通うパターン。大学や専門学校など指定の養成施設に2年以上

通うことで、国家試験の受験資格が得られます。

2つめは福祉系の高校に通うパターン。高校卒業と同時に介護福祉士

の受験資格が得られるため、最短ルートで介護福祉士になることができます。

3つめは実務経験を積むパターン。実務経験3年以上に加え、「実務者研修」

を修了することで介護福祉士の受験資格が得られます。

近年はこのパターンが最も多く、全体の9割を占めています。

国家試験の合格率は約60%と、比較的合格しやすい資格であるといえます。

 

理学療法士作業療法士言語聴覚士

リハビリの専門職である理学療法士作業療法士言語聴覚士は、仕事内容こそ

異なるものの、なり方はほとんど一緒です。

これらの資格を得るためには、大学や専門学校などの養成施設で3〜4年間

専門知識を学び、国家試験の受験資格を得る必要があります。

言語聴覚士の場合、上記のルートに加え、一般大学の既卒者は養成施設

や大学院に2年間通うことで受験資格を得られます。

これらの資格取得には臨床実習が必須で、介護施設や病院を訪れ、実際

に患者を担当し実技を身につけます。

国家試験の合格率は70%〜90%と高めで、学校で学習したことをきちんと

身につけておけば問題なくクリアできます。

※写真はイメージです。

 

社会福祉士

社会福祉士になるためには全部で10パターン以上ありますが、

ここでは大まかに3つのパターンに分けて説明します。

1つ目は4年制大学で学ぶパターン。福祉系の学部を卒業することで、

国家試験の受験資格が得られます。

2つ目は短大や専門学校で学び、さらに卒業後に実務経験を積むパターン。

3年制の学校の場合は1年間、2年制の学校の場合は2年間の実務経験が

それぞれ必要となり、学校を卒業するだけでは受験資格を得られない

ので注意してください。

3つ目は実務経験を積んで受験資格を得るパターン。

4年以上の実務経験がある場合、社会福祉士の一般養成施設で1年以上

学ぶことで、国家試験の受験資格を得ることができます。

働きながら養成学校の通信コースや夜間コースに通って資格取得を

目指す人も少なくありません。

ここで挙げたパターンはほんの一例で、あなたの最終学歴によって

資格取得までのパターンは変わってきます。

気になる方はより詳しく調べてみてくださいね。

国家試験の合格率は30%程度で、他の国家資格と比べても合格率は低めです。

出題範囲が広く、各項目でまんべんなく得点する必要があり、試験の

難易度が高いことが原因のようです。

 

今回は、介護関連の国家資格である介護福祉士理学療法士

作業療法士言語聴覚士社会福祉士の5つの資格についてご紹介しました!

国家試験の受験資格を得るまでにはさまざまなパターンがあります。

最終学歴や生活状況によって、受験資格を得るためのパターンがそれぞれ違います。

気になる資格がある方は、さらに詳しく調べてみてくださいね!