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看護師になるには?詳しく調べてみた!

※写真はイメージです。

 

高齢化社会でますます需要が増えている看護師の資格。

平均年収が高く、就職先に困ることもないため、キャリアと私生活を

両立したい女性に特に人気のお仕事です。

今回は、「看護師になる方法」について詳しく調べてみました!

 

目次

 

国家試験の受験資格を取得する

看護師になるためには国家試験を受ける必要があります。

国家試験の受験資格を得るためには、4年制の大学、3年制の看護師養成所や

短期大学、大学院などで学ぶ必要があります。

高校を卒業後、最短で看護師を目指す場合は、3年制の看護師養成所か

短期大学に通学しするのがオススメです。実習や実技が充実しており、

国家試験合格後は即戦力として働くことができると言われています。

4年制の大学の場合、保健師助産師といった資格を同時に取得できるため、

看護師免許以外にも資格を取得したい場合は4年制大学に通うのがオススメです。

一般教養科目を学ぶことができ、大卒の資格も取得できるため、

長期のキャリアを考えると大きな財産になるでしょう。大学や養成所を卒業後、

大学院に進学してさらに研究を進めるというパターンもあります。

大学院では特定分野の深い知識を持った「専門看護師」という資格を得られます。

取得までの道のりは簡単ではないですが、仕事の幅が大きく広がります。

また、すでに大学を卒業して社会人や主婦として生活している人は、

「学士編入学制度」を利用することで、最短2年でカリキュラムを修了できます。

 

国家試験を受ける

カリキュラムを修了し無事に国家試験受験資格を得られたら、いよいよ

国家試験を受験します。

国家試験の合格率は毎年90%前後を推移しており、学校や実習で習ったことが

身についていれば問題なくクリアできます。

特に新卒者は毎年95%程度の合格率を誇っており、国家試験に落ちる人はごく稀です。

※写真はイメージです。

正看護師と准看護師の違い

実は看護師には「正看護師」と「准看護師」の2種類の資格があります。

上記で紹介したのは正看護師になる方法です。

准看護師を目指す人は近年は減少傾向で、最近ではほとんどが正看護師の

資格を取得しています。

2種類の看護師の違いを簡単に説明します。准看護師も正看護師も仕事の内容は

変わりませんが、正看護師は自身の判断で診療補助や患者のケアを行うことが

できる一方、准看護師は医師や正看護師の指示が無ければ動けません。

また、正看護師の免許は国家資格で、国(厚生労働大臣)から免許が発行

されますが、准看護師資格は都道府県知事によって免許が発行されます。

准看護師になるには、中学卒業後に准看護師学校

に進学し、准看護師試験を受験します。

最短2年で免許を取得できるため、なるべく早く働きたい人にオススメです。

しかし、准看護師は自らの判断による看護業務はできず、給料も正看護師

より低く設定されていることが多いため、のちに看護師試験を受験して

正看護師になる人も少なくありません。

准看護師から正看護師になるには、看護師学校や養成所に2年以上

通学し、看護師国家試験を受験する必要があります。

准看護師と正看護師は、同じ仕事内容なのに賃金や働き方が違うという

ことで、近年は正看護師への一本化が勧められているそうです。

これから看護師を目指す方には、給料が高く、より仕事の幅が広い正看護師

の免許を取得することをオススメします。

 

 

今回は看護師資格の取得方法や、意外と知らない准看護師と正看護師の

違いについてご紹介しました!

看護師の資格は、これからますます重宝される資格になること間違いありません。

ぜひ参考にしてみてくださいね!