保育士・介護士・看護師 ~お悩み解決ブログ~

士業の方のお役になれること書いていきます!

介護士・介護職員の転職について

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転職を考えている方向けに、介護士・介護職員の転職事情についてお届けします!

 

目次

 

なぜ転職するの?介護士の離職理由を調べてみた

介護士はなぜ転職するのか?理由を調べてみました。

一番多かったのは「人間トラブル」。介護職では、他の職員とコミュニケーションを

とる必要がありますよね。職員同士でのトラブル、性格の不一致

などが起きやすいため、人間関係が原因で仕事を辞める人が多いです。

次に多いのは「ライフイベント」。結婚や出産を機に退職するケースです。

介護職は力を使う場面が多く、妊娠中に介護職を続けるのは少し

難しいかもしれませんね。

そして3つ目に多かったのは「収入や労働環境の不満」。

介護業界は全体的に給料が低く、場合によっては夜勤や連勤もありますよね。

国は介護職の給料を増やす方針を打ち出していますが、それでも

「仕事内容に対して給料が安い」という声は少なくありません。

転職の際、面接では必ず理由を聞かれると思いますので、自分がどれに

あてはまるのか、しっかり転職理由を考えておきましょう!

 

転職先①他業界へ転職

介護業界に不満があったり、激務で疲れてしまったという場合は、他業界に

転職するという選択肢があります。

介護職の経験は活かせなくなってしまいますが、より給料の高い仕事や、やりがい

のある仕事を見つけられるかもしれません。

介護職で培ったコミュニケーション力、他職員と協力して働けるスキルが

あれば、他の業種でも重宝されることは間違いありません!

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転職先②介護業界へ転職

介護職の経験を活かすため、介護業界で転職先を探すというパターンです。

「介護職は続けたいけど今の職場環境に不満がある」「仕事は好きだけど、職場の

人間関係が不満」という場合、転職することによって、今よりも条件の

良い仕事、働きやすい労働環境を見つけられる可能性が高いです。

介護業界は常に人手不足なので、求人が見つからないということはまず起きません。

転職の際は、「なぜ転職するのか」「譲れない条件は何か」などをきちんと

考えてから転職活動を行い、今よりもさらに好条件で就職できるように

するのがオススメです。

 

転職先③資格取得

「介護職を続けたいけど給料が安い」「もっとステップアップしたい」

という人は、資格を取得するのがオススメです。

給料がアップする、就職先の幅が広がるなど、メリットがたくさんあります。

介護業界に長く勤めている人は、「介護支援専門員(ケアマネージャー)」

介護福祉士」などを目指してみてはいかがでしょうか。

今までの経験を活かせる上、よりワークライフバランス

取れるようになることでしょう。


また、働きながら専門学校などに通い、「看護師」「理学療法士

作業療法士」など、医療・リハビリ系の資格を取得する人も珍しくありません。

これらの資格は簡単に取得できるものではありませんが、やってみたい気持ち

がある人は、まずはチャレンジしてみることをオススメします。

 

今回は介護士・介護職員の転職理由と、その転職先についてご紹介しました!

いろいろな選択肢がありますが、まずは自分が何を目指しているのか、これから

どうしていきたいのかをしっかり考えるのがオススメです。

あなたの更なるステップアップを応援しています!

介護の資格をとるには?

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介護の資格を取るためには、学校に通ったり、実務経験を

積まなければならないものがあります。

まずは国家資格である、介護福祉士理学療法士作業療法士

言語聴覚士社会福祉士の資格の取り方をご紹介します。

 

目次

 

介護福祉士

介護のプロ・介護福祉士になるためには、大きく分けて3つの方法があります。

1つ目は学校に通うパターン。大学や専門学校など指定の養成施設に2年以上

通うことで、国家試験の受験資格が得られます。

2つめは福祉系の高校に通うパターン。高校卒業と同時に介護福祉士

の受験資格が得られるため、最短ルートで介護福祉士になることができます。

3つめは実務経験を積むパターン。実務経験3年以上に加え、「実務者研修」

を修了することで介護福祉士の受験資格が得られます。

近年はこのパターンが最も多く、全体の9割を占めています。

国家試験の合格率は約60%と、比較的合格しやすい資格であるといえます。

 

理学療法士作業療法士言語聴覚士

リハビリの専門職である理学療法士作業療法士言語聴覚士は、仕事内容こそ

異なるものの、なり方はほとんど一緒です。

これらの資格を得るためには、大学や専門学校などの養成施設で3〜4年間

専門知識を学び、国家試験の受験資格を得る必要があります。

言語聴覚士の場合、上記のルートに加え、一般大学の既卒者は養成施設

や大学院に2年間通うことで受験資格を得られます。

これらの資格取得には臨床実習が必須で、介護施設や病院を訪れ、実際

に患者を担当し実技を身につけます。

国家試験の合格率は70%〜90%と高めで、学校で学習したことをきちんと

身につけておけば問題なくクリアできます。

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社会福祉士

社会福祉士になるためには全部で10パターン以上ありますが、

ここでは大まかに3つのパターンに分けて説明します。

1つ目は4年制大学で学ぶパターン。福祉系の学部を卒業することで、

国家試験の受験資格が得られます。

2つ目は短大や専門学校で学び、さらに卒業後に実務経験を積むパターン。

3年制の学校の場合は1年間、2年制の学校の場合は2年間の実務経験が

それぞれ必要となり、学校を卒業するだけでは受験資格を得られない

ので注意してください。

3つ目は実務経験を積んで受験資格を得るパターン。

4年以上の実務経験がある場合、社会福祉士の一般養成施設で1年以上

学ぶことで、国家試験の受験資格を得ることができます。

働きながら養成学校の通信コースや夜間コースに通って資格取得を

目指す人も少なくありません。

ここで挙げたパターンはほんの一例で、あなたの最終学歴によって

資格取得までのパターンは変わってきます。

気になる方はより詳しく調べてみてくださいね。

国家試験の合格率は30%程度で、他の国家資格と比べても合格率は低めです。

出題範囲が広く、各項目でまんべんなく得点する必要があり、試験の

難易度が高いことが原因のようです。

 

今回は、介護関連の国家資格である介護福祉士理学療法士

作業療法士言語聴覚士社会福祉士の5つの資格についてご紹介しました!

国家試験の受験資格を得るまでにはさまざまなパターンがあります。

最終学歴や生活状況によって、受験資格を得るためのパターンがそれぞれ違います。

気になる資格がある方は、さらに詳しく調べてみてくださいね!

 

介護資格のいろいろ ~パート③~

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介護の資格はたくさんありますよね。

今回は「介護資格のいろいろ③」として、福祉用具専門相談員

介護事務、社会福祉士、介護助手・介護補助の4つの資格について紹介していきます!

 

目次

 

福祉用具専門相談員

あまり聞き馴染みのない資格かもしれませんが、福祉用具専門相談員

いわば福祉用品のプロ。介護の現場ではとても需要がある資格です。

福祉、介護の現場において、使用する福祉用品は多岐にわたり、

それぞれ使用方法が異なります。

要介護者の状態や使用環境、その他さまざまな条件に応じて適切な

福祉用品を選定し、使用方法を説明したり、用品の見直しなどを行うのが

福祉用具専門相談員の仕事です。

場合によっては、ケアマネージャーと相談して、福祉用具の使用に関する

計画書(ケアプラン)を作成することもあります。

就職先は主に福祉用具売店レンタルショップ福祉用具メーカーなど

ですが、福祉用具専門相談員の資格を生かして介護職員として

働いている人も多いです。

約1週間程度の講習で資格を取得できるため、家族介護をする人

が資格を取得するケースも増えています。

 

・介護事務

介護に関するさまざまな事務仕事を総称して「介護事務」と言います。

医療事務の介護版と言ったところで、仕事内容は主に

介護報酬請求業務(レセプト作成)です。

介護保険制度が導入された2000年頃から需要が増え始めました。

介護事務の仕事をするためには資格は必要ありませんが、複数の運営団体が

介護事務に関する資格を設けており、取得すると

給料面や待遇面で優遇される場合が多いです。

介護事務管理士」「ケアクラーク」「介護報酬請求事務技能検定試験」

などが代表的です。

介護に関わる施設全般で募集されているため、就職先は多岐にわたります。

 

社会福祉士

社会福祉士は福祉・医療に関する国家資格で、

別名「ソーシャルワーカー」とも呼ばれています。

仕事内容は主に相談業務で、精神的・肉体的な障害を

持つ方が日常生活を送るためのサポートをします。

相談業務自体は資格を持ってない人でもできますが、「社会福祉士

という国家資格を取得しておくと、待遇や信頼度が格段に良くなります。

保険や医療だけでなく、生活保護、児童福祉、高齢者福祉、障害者福祉

といったさまざまなケースに対応する必要があり、幅広い知識が求められます。

児童相談所や高齢者施設だけでなく、役所の福祉課や医療機関

など、さまざまな場所でニーズがある資格です。

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・介護助手・介護補助

介護をサポートする役割として近年需要が急増している

のが、「介護助手・介護補助」のお仕事。

介護職員の助手として、部屋の掃除、見守り、話し相手、趣味のお手伝い

といった、身体介護以外の業務を行います。

特別な資格は必要ないため、介護の仕事に関わりたい方、これから

介護職のプロを目指していきたい方は、まず介護助手・介護補助

から始めてみるのが良いでしょう。

これから高齢者の数はますます増え、介護職の人手不足はさらに

深刻になると言われており、介護助手・介護補助のお仕事

もさらに需要が増加していくと思われます。

 

介護のお仕事にはいろんな種類がありますね。

資格がなくても始められる仕事もあり、働きながら資格

を取得し、ステップアップしていく人も少なくありません。

気になる仕事があればぜひ詳しく調べてみてくださいね!

 

介護資格のいろいろ ~パート②~

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介護の資格はたくさんありますよね。

今回は「介護資格のいろいろ②」と題して、リハビリテーション

国家資格である理学療法士作業療法士言語聴覚士についてお届けします!

 

目次

 

理学療法士

リハビリの資格といえばコレですよね。

理学療法士は別名「PT」とも呼ばれ、運動機能回復をメインに行う資格です。

高齢者や障がい者、病気や怪我で動くことが難しい人の

運動機能を回復する手助けを行います。

歩行訓練や筋力訓練を行い、歩く、立つ、座る、寝返る、といった

生活する上で欠かせない基本的な動作ができるようになるための手助けをします。

また、低周波治療器や超音波治療器などを使用して筋肉の緊張を和らげる

治療を行うのも、理学療法士の仕事の一つです。

資格取得後はリハビリ施設や病院に就職するパターンが多いですが、最近では

スポーツ分野での需要も高まっており、スポーツチームのトレーナーとして

活躍する理学療法士も増えています。

 

作業療法士

理学療法士とセットで語られることが多い作業療法士は、別名「OT」

とも呼ばれています。

先述の理学療法士は生活の基本動作を回復するのが主な仕事ですが、

作業療法士はもう一段階上の、日常生活や家事をスムーズに行えるように

サポートをする資格です。食事、入浴、炊事や歯磨きなど、患者が1人で

日常生活を送れるようになるための手助けをします。

音楽、レクリエーション、絵画や工作といった創作活動を一緒に

行って、楽しみながらリハビリをすることもあります。

また、アルコール依存症認知症発達障害といった病気のサポート

をする機会も多く、運動機能だけでなく、メンタル面のケアも行うのが

作業療法士の資格の特徴です。病院や福祉施設だけでなく、一般企業

や精神科などでも働くことができ、介護に関する資格の中でも

特に需要が多い資格の一つです。

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言語聴覚士

言語聴覚士」と聞いてもあまり馴染みがないかもしれません

が、介護業界においては重要な資格の一つです。

言語聴覚士は別名「ST」とも呼ばれ、その名前の通り、言語や聴覚に

障害を持った方々のサポートをするのが主な仕事です。

発声の仕方を訓練したり、食べものの食べ方や飲み込み方を

訓練したり、補聴器の調整をしたりして、患者がコミュニケーション

を取れるようにサポートをします。

コミュニケーションの障害は、失語障害、認知症発達障害といった

さまざまな病気が原因で引き起こされるため、小児から高齢者まで

幅広い年代の患者を担当します。

介護職の資格の中でも力仕事が少なく、出産や育児が終わってから

仕事に復帰しやすいことから、特に女性に人気のある資格です。

就職先は主に病院やリハビリ施設、介護施設ですが、中には

ろう学校や養護学校など、児童向けの施設で働く言語聴覚士もいます。

 

今回は、理学療法士作業療法士言語聴覚士の3つの資格についてご紹介しました

どの資格も、患者さんをサポートしながら成長を見届ける

ことができる、とてもやりがいのある仕事です。

また、病院や施設から一定数の需要があり、結婚や出産といった

ライフイベントを経ても安定して働けるというメリットがあります。

介護業界に就職を考えている方は、これらの資格もぜひ候補に入れてみてくださいね!

 

介護資格のいろいろ ~パート①~

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介護の資格はたくさんありますよね。

違いがわからないという方も多いと思います。

どんな資格があって、どんな仕事内容か紹介していこうと思います!

まずは、「介護といえばコレ!」という4つの資格について紹介します。

 

目次

介護福祉士

「介護の資格」と聞いてイメージするのはまずコレではないでしょうか?

介護福祉士は「社会福祉士及び介護福祉士法」という法律で定められている

国家資格で、専門知識と技術を元に、介護を必要とする人たちの

生活を支えるのが主な仕事です。

訪問介護や老人ホーム、身体障害者施設などに勤務し、介護職員に指示を

出したり、医師や看護師と連携して介護を行うなど、現場のリーダー的な

存在として活躍することが多いです。

老人ホーム、障害者施設、訪問介護サービスなどに勤めることが

ほとんどですが、中には病院や一般企業で働く介護福祉士もいます。

 

・介護職員初任者研修

介護職員初任者研修は、介護の入門的な資格として、介護に関わる

多くの人が取得している資格です。以前は「ホームヘルパー

という資格がありましたが2013年に廃止され、代わりにホームヘルパー2級

は介護職員初任者研修に、ホームヘルパー1級は実務者研修に

それぞれ変更されました。介護・福祉関係の仕事の経験がなくても

受講でき、特別な受験資格も必要ないため、これから介護業界に

就職を考える際はまずこの資格を取得するのがオススメです。

食事や更衣、入浴介助といった基本的な介護の知識を身につけられる

資格で、130時間の研修を受講し、最後に行われる筆記試験に

合格することで取得できます。早い人では1ヶ月、平均でも約2〜4ヶ月

という短い期間で修了できるため、介護に関わる

資格の中でも受講者が多い資格です。

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・介護職員実務者研修

介護職員実務者研修は、基本的な介護知識・技術を得るために取る資格です。

介護福祉士の受験資格が得られるため、介護のプロを目指す人

はこの資格の取得を目指すのがオススメです。この資格の前段階に

当たる「介護職員初任者研修」と合わせて450時間の研修を受ける

必要がありますが、多くの人は数年かけて少しずつ研修を進めていきます。

この資格を得ることで、「たんの吸引」や「経管栄養」といった

専門的な介護ができるようになるため、訪問介護

老人ホームでの需要が高まっています。

受験資格は必要ありませんが、前述の「介護職員初任者研修」を

先に受講しておけば、受講科目が一部免除になり、研修時間が短縮されます。

 

・ケアマネジャー

介護支援専門員やケアマネとも呼ばれる「ケアマネージャー」。

「ケアプラン」と呼ばれる、利用者の状況に応じた介護サービス

の計画を立てるのが主な仕事です。

作ったケアプランをチェックし、施設と利用者、家族、市町村

との調整役を務めるため、実際に介護を行うというよりは、人と話したり

デスクで作業する時間が長めです。

ケアマネージャーには、訪問介護で月に一度状態をチェックする

「居宅ケアマネ」、老人ホームで働く「施設ケアマネ」、開業してフリーランス

として活動する場合などがあり、働き方は人によってさまざまです。

取得には介護福祉士などの資格が必要で、実務経験が5年以上あること

が条件と、難易度は少し高め。しかし、体力が必要な介護職員と異なり、

デスクワークが中心で夜勤の少ないケアマネージャーは、ワークライフバランス

を重視する人には特にオススメの資格です。

 

今回は「介護資格のいろいろ①」として、介護福祉士、介護職員初任者研修、介護職員

実務者研修、ケアマネジャーの4つの資格を紹介しました!

聞いたことのある資格が多かったのではないでしょうか?

これから介護に関わる方、資格を取得してさらなるステップアップ

をしたい方はぜひ参考にしてくださいね!